今日は大事な大事な人の誕生日。直接お祝いが言えないのが残念ですが、元気に年をとっていってもらいたいなと思います。お誕生日おめでとう。
家族について少し書いてもいいですか。っていうか書きます。暫し、おつきあいを。
私は家族という集合体があまり得意な方ではありません。
家族愛というカテゴリーが私の中にないのかもしれません。
とは言え、別に私生活に支障があるかと言えばそんなこともなく、平々凡々です。
特殊というほどでもないですが、我が家族は変わり者が多かったです。
他の家族がコーヒーカップに乗ってみんなでハンドルを持つ中、我が家族は勇ましくメリーゴーランドの馬にバラバラで乗っていたような感じです。
かたや馬、かたや馬車、その中で私は足の短い羊に乗っていたような感じでした。
本物の羊が足が遅いのか、早いのかはさておき。私の羊ちゃんは足が遅く背も低く、いつもみんなの背中を見ていました。
「遅いなぁ」と言う笑い声もからかってるだけなのに傷ついていたのは、今思えば信頼関係がなかっただけなのかなと思います。家族間にも信頼って必要なんですね。
でも視野が狭い私にはそれが普通だと思ってたんですが、中2の時にコーヒーカップに乗る家族を見つけてどえりゃー驚きました。
「なんで一つの中にみんなで入ってるの?????」
とにかく衝撃的で必至で家族の背中を追いかけてるのは、私のとこだけなん?と当時はそれはもう落ち込んだんだと思います。(もうあんまり覚えてない)
今なら、コーヒーカップの住人も色々あるんだよ。と思えますが、悲劇の主人公よろしくちゃんになってしまったので、ろくなことにはならないフラグが立ちまくりでした。
今更「コーヒーカップにみんなで乗りたい!」と言えるほど私も可愛い性格ではなかったので、とった行動はメリーゴーランドを放棄、羊ちゃんバイバイな感じで退場することでした。(ほら、ロクでもない)実際は衝撃から5年後なのですが、威風堂々と退場して振り返ったメリーゴーランドには誰も乗ってなくて、私が気づいてないだけで、他の方々はさっさと退場されていたわけです。
情けないですが、それに気づいた時は泣いてしまいました。置いていったはずなのに本当は自分が置いていかれてたのだと、自分のことを棚上げで号泣です。18の春。
なので、得意ではないっていうのはコーヒーカップに乗るのが得意ではないということ。
友達の子供には甘々おばちゃんしますし、結婚式なんて号泣です。
みんなが素敵なコーヒーカップに乗っていくのを見るのは好きです。そんな私はまだ羊ちゃんに乗っているのかもしれません。
今日はなんだかこんなブログになってしまった。
悲壮感漂ってたらすみません。私は元気です。ちゃんちゃん。
では、また。
miku.
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